活動7周年を迎えた2015年。前年に続き、300万円台という大きな支援を実現することができました。
設立から8年間の総額は1800万円を突破!ご協力ありがとうございます!!


  【過去のWebレポート】2014年版 / 2013年版
  【2012年以前のレポート(PDF)】 2009年版2010年版2011年版2012年版(設立〜5年間のまとめ)


・ゴスペルスクエアのメンバー会費から: 850,000円
・サニーサイドゴスペルクラブから(19拠点総計): 1,172,578円
・ファミリーゴスペルクラブ ネバーランドから(5拠点総計): 24,400円
・8月「GQ FESTIVAL!」から: 302,071円 →イベント報告はこちら!
・Jenna&Jam シェルピアス・プロジェクト送金額: 44,210円   
・Jenna&Jam CD収益金から: 30,800円   
・スリランカ裁縫センター チャリティーローブ売上: 559,820円
・スリランカ裁縫センター ローブ以外のグッズ販売: 51,500円
・GQアート部クリスマスバザー: 76,750円
・個人からの寄付&個人によるチャリティー販売収益: 126,034円
・2014年からの「Right By Your Side」iTunes販売収益: 8,068円

 

→団体公式HP

 送金額:1,070,485円

<自立支援のための裁縫(職業訓練)センター運営をお手伝い>
GQファミリーの支援で2008年にオープンした裁縫センター。2015年2月にJennaとメンバーで再訪問。明るく元気に働く女性たちに会うことができました☆

2015年は、私たちオリジナルの「エスニックローブ」企画が一気に飛躍。GQ、サニー、Jenna&Jamのイベントで積極的に使用し、年間で264着(送金額合計559,820円の発注をすることができました。この注文は、センターの女性たちの貴重な収入源および技術訓練の機会となっています。

また、年末にはGQにてメンバー自主企画「アート部」によるチャリティーバザーを開催。売上金76,750円で、2016年2月に現地で商品保管倉庫を購入予定です。同時開催した、裁縫センターの商品を販売する「スリランカフェア」からも51,500円の売上金が現地へ送られました。

このほか、GQフェスから60,415円、GQ会費から25万円を送金し、技術向上支援のための裁縫ワークショップ経費や生地代、センターの運営費の一部に役立てていただきました。

 

 


→団体公式HP


 送金額:1,427,077円

<貧困層の子どもたちへの奨学金「ダルニー奨学金」送金>
2015年度、98名(GQ25人・サニー71人・ネバーランド2人)の子どもたちがGQファミリーの支援金で学校へ通っています!過去の奨学生も合わせると、これまでにGQファミリーから奨学金を受け取った子どもたちの人数は235人となりました!この奨学金は、より貧しい子どもたちに届くよう選定されています。

また、カンボジアへの「ライブラリボックス」も、サニー船橋から1箱を寄贈しました。(本が少なく読書の機会の少ない子どもたちのために作られた、100冊の本を収納した箱です。)  
 
  

 

 【国別の生徒数 〜2015年度GQファミリー奨学生〜】

 ラオス  : 22人
 カンボジア: 75人
 ベトナム :  1人


→団体公式HP


 送金額:254,831円

<ネパールの大地震の被災者への緊急支援>
2015年4月に発生した大地震でネパール全土に膨大な被害が出ました。被害を受けた地域での食料などの物資の支援や、シェルターの資材(防水シート・グラウンドシート)の配布、学校の再建支援といった緊急支援プロジェクトへGQフェスから60,414円、GQ会費から10万円を送金しました。
そのほか 、サニーサイド横浜から同団体のスポンサーシッププロジェクト(ネパール)へ48,000円を送りました。

 



 送金額:160,414円

<学習環境を整えるため、小中学校を支援>
日本では当たり前の学習環境がまだまだ整備されていないセネガルの小中学校で、教室の増設、図書館の建設、机や椅子の寄付、学用品の寄付などを行うプロジェクトを支援しています。

2015年は、GQフェスから60,414円、GQ会費から10万円を送金し、このお金は小中学校12校(小学校8校、中学校2校、イスラム系学校1校、聾唖学校1校)へ定期支援に使用されました。用途は各学校で話し合われ、それぞれの学校で一番ニーズの高いものに大切に使われています。

 


→団体公式HP


 送金額:210,414円

<水不足の地域で日本の技術を生かした井戸作り>
GQファミリーから寄贈した井戸ポンプは、ケニアに現在7本。2015年には、GQフェスから60,414円、GQ会費から15万円を送りました。これらの資金は2016年2月以降の掘削活動に活用される予定です。

ケニアでは、日本では考えられないような「泥水」を生活用水として使用するしかない地域がまだ多くあります。このプロジェクトでは、日本の井戸掘り技術「上総(かずさ)掘り」で井戸を作ります。機械を使わず人力で掘るのが特徴。地元の人たちの参加が不可欠です。この井戸は、機械のように壊れることはありません。透明な水を初めてみる彼らは、そのおいしさに感激するそうです。井戸ができることで、不衛生な水が原因となっていた様々な病気が減ります。

 


【その他の国際支援】 ※ページ頭の集計に含まれるもの
 ・サニー横浜の独自企画で、「フリーザチルドレンジャパン」の文通プロジェクトへ
  48,000円(フィリピン2名、インド2名)を送金しました。
 ・Jenna&Jamの「シェルピアスのフェアトレード」企画で44,210円を送金しました。(詳細下記)
 ・Jenna&JamのCD収益金から奨学金30,800円を送りました。(詳細下記)


【国内支援】
※ページ頭の集計に含まれないもの
この国際協力レポートに含まれていないサニー独自の「国内支援」として、サニー横浜による震災復興支援が118,000円ありました。

 

2013年の「レコーディングフェスティバル」でLaTonyaさんをゲストに収録した、Jenna作詞作曲のオリジナル曲「Right By Your Side」を、iTunesで2014年1月に発売!


「Right By Your Side」JENNA & GQ Family Recording Festival 2013

 ・2015年の年間ダウンロード販売数:230(カップリング曲含む)(サブスクリプション等含む)
 ・2015年に受け取ったダウンロード収益:8,068円

来年の収益と合わせて、1年分の奨学金(14,400円)に達し次第送金させていただきます!

 

2014年12月に発売したJenna&JamのデビューCD「Everybody Is Somebody」では、販売収益金の一部を、このピアス生産者と同じ貧困地区の子どもたちへの奨学金として送っています。2015年は様々なイベントでの販売のほか、年間を通じてJenna&Jamのメンバーたちでサニーサイドやネバーランド各地を訪問し、CDのPRをさせていただきました。


[Amazon販売ページはこちら]

 ・2015年12月までの販売数:308枚
 ・CD収益金からの奨学金:30,800円(この内20,000円が2015年度分、残りを2016年春に送金予定。)

 

 

フィリピン・セブ島の生産者たちとのフェアトレード。NGO団体Kapwa を通じ、Jenna&Jamのメンバーたちがデザインしたオリジナルピアス&イヤリングを制作、イベントなどで販売しています。
美しい貝殻をひとつひとつ丁寧に手作業で削って作られるアクセサリー。貧困地域のお父さん、お母さんたちにとって、貴重な収入源となります。
この企画はとても人気があり、2015年もたくさんご購入いただきました。ありがとうございます!

 

 ・2015年にアクセサリー購入代金として現地へ送金した金額 :44,210円

 

 

2月にスリランカツアーを実施。Jennaと3人のGQメンバーで裁縫センターを訪問しました。
その内のお一人、グレイスさんはGQを通してこのセンターと出会い、支援団体Gnadaaの理事に就任。
いまやこの裁縫センタープロジェクトに欠かせない人となっています。
最年少参加メンバーのNagisaちゃんは、このツアーが初の途上国。
アパレル出身のスキルを生かして、2016年2月も再びこの地へ帰ることに!

私たちの訪問の様子を、ぜひ動画でご覧ください!

   【過去のツアーレポートはこちら】
   ・2013年 カンボジア スタディツアー(奨学金プロジェクト) 
   ・2011年 ラオス スタディツアー(奨学金プロジェクト)
   ・2010年 ケニア マサイ村 井戸ポンプ寄贈ツアー  
   ・2008年スリランカ 裁縫センター オープニングセレモニー参加ツアー

 

2015年も前年に続き300万円を超える支援が実施できました。そして8年間の総額が1800万円を超えるという、その金額の大きさに驚いています。

国際協力を始めたきっかけとなった、18歳の頃の西アフリカ訪問。ここで感じた気持ちはまず、「悔しさ」でした。黒人文化が好きで訪れた場所で、友達になった現地の人たちがみんな貧しくて困っている。せっかく足を運んで現地にいても、高校を出たばかりの当時の私には、お金もなく、スキルもなく、提供できるものは何もありませんでした。「ただ身一つで行っても仕方ない。豊かな日本でお金を集める方が、よっぽど彼らの役に立てる。」そんな思いが、この活動の原点となりました。

2015年もおかげさまで、こんなにたくさんのプロジェクトを支援することができました。皆さんは普段あまり意識していないかもしれませんが、皆さんもGQファミリーの活動を通じて、このような途上国の人たちの人生に貢献しているということを、このレポートで少しでも感じていただければ嬉しいです。

また、2015年は久しぶりに支援国に足を運ぶことができました。初めての途上国という参加メンバーさんも。私自身がそうだったように、とにかく一度「実際に現地の空気を吸い、現地の人と会う」ということが、自分の意識を変えるきっかけになるものだと思います。メンバーの皆さんに、支援国の現状を案内できる視察ツアー。今後もGQファミリーとして引き続き開催していきたいなと強く思いました。向こうの人たちも、日本からの訪問をものすごく喜んでくれます!

「楽しい時間のために使ったお金が、別の場所で大きな力になる」

この言葉を、これからも皆さまと一緒に実現していきたいと思います。メンバーの皆さま、そしてスタッフ&リーダー&先生陣、2015年もありがとうございました!今年一年も、どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)


→NGOゴスペル広場(GQファミリー)のホームページへ