設立から8年半が経ち、10周年まであと1年半となりました。
2016年も300万円を超える支援ができ、スタート時からの総額が二千万円を突破しました!
ご協力ありがとうございます!!


  【過去のWebレポート】2015年版 / 2014年版 / 2013年版
  【2012年以前のレポート(PDF)】 2009年版2010年版2011年版2012年版(設立〜5年間のまとめ)


・ゴスペルスクエアのメンバー会費から: 750,000円
・サニーサイドゴスペルクラブから(17拠点総計): 1,022,000円
・ファミリーゴスペルクラブ ネバーランドから(5拠点総計): 24,400円
・8月「第6回 GOSPEL FOR PEACE」から: 612,027円 →イベント報告はこちら!
・Jennaのサニーサイド拠点で開催したワークショップ収益から: 32,750円   
・JJ(Jenna&Jam) シェルピアス・プロジェクト送金額: 185,670円   
・スリランカ裁縫センター チャリティーローブ売上: 325,000円
・スリランカ裁縫センター ローブ以外のグッズ販売: 25,600円
・GQアート部クリスマスバザー: 67,950円
・個人からのご寄付: 111,600円

 

→団体公式HP

 送金額:686,161円

<自立支援のための裁縫(職業訓練)センター運営をお手伝い>
2015年に引き続き、GQファミリーオリジナルの「エスニックローブ」を継続的に発注することができ、2016年は、130着分325,000円を現地に送金することができました。(このほか約100着が現在制作進行中です。)

2016年も、GQメンバーからこのプロジェクトの理事になられたグレイスさんが別のGQメンバーを連れて現地を訪問。女性たちとの交流の時間を持ちました。ナダァさんの総会には、過去の視察ツアーに参加したメンバーたちが出席するようになり、良い関係を築けています。

また、年末にはGQにて、センターで作られた商品を販売する「スリランカフェア」を開催、25,600円の売上金をお送りできました。

このほか、「第6回GOSPEL FOR PEACE」から89,361 、GQ会費から20万円を送金、GQメンバー個人からのご寄付で26,200円を送金し、技術向上支援のための裁縫ワークショップ経費や生地代、センターの運営費の一部に役立てていただきました

 

 


→団体公式HP


 送金額:1,249,930円

<貧困層の子どもたちへの奨学金「ダルニー奨学金」送金>
2016年度、110名の子どもたちがGQファミリーの支援金で学校へ通っています!過去の奨学生も合わせると、これまでにGQファミリーから奨学金を受け取った子どもたちの人数は265人となりました!この奨学金は、より貧しい子どもたちに届くよう選定されています。

支援国のひとつのラオスでは、国際貧困ラインといわれる1日1.25米ドル未満で暮らす人が国民全体の34%。また、カンボジアの中学校の順就学率は38%と言われています。貧困が理由で子どもが小学校や中学校を卒業できず、貧困の渦から抜け出せない家庭がまだまだたくさん存在します。

 【国別の生徒数 〜2016年度GQファミリー奨学生〜】

 ラオス  : 15人
 カンボジア: 93人
 ベトナム :  1人
 タイ :  1人



→団体公式HP


 送金額:235,793円

<ネパールの大地震の被災者への緊急支援>
これまでに死者8,800名以上、倒壊家屋60万棟以上の大きな被害が報告されている、2015年4月25日の大地震。食料配給をはじめ、学用品や教材の配布、仮設教室の建設などを行う緊急支援プロジェクトへ、「第6回GOSPEL FOR PEACE」から87,793円を、2016年のGQ会費から100,000円を送りました。

こちらの映像で、支援活動の様子がご覧になれます。

このほか、サニーサイド横浜から同団体のスポンサーシッププロジェクト(ネパール)へ48,000円を送りました。 



 送金額:180,530円

<学習環境を整えるため、小中学校を支援>
日本では当たり前の学習環境がまだまだ整備されていないセネガルの小中学校で、教室の増設、図書館の建設、机や椅子の寄付、学用品の寄付などを行うプロジェクトを支援しています。

2016年は、GQフェスから80,530円、GQ会費から100,000円を送金し、このお金は、運営資金の乏しい13の学校や団体への定期支援の一部として使われました。(小学校8校、中学校2校、イスラム系学校1校、朗話学校1校、小学校の障害じを支援する団体1つ。)

用途は各学校で話し合われ、それぞれの学校で一番ニーズの高いものに大切に使われています。2016年は障害児のための車いす購入もあったそうです。(2016年の写真が未到着で、下記は2015年のもの)

 


→団体公式HP


 送金額:250,655円

<水不足の地域で日本の技術を生かした井戸作り>
2016年3月に2本の井戸が完成し、GQファミリーから寄贈した井戸ポンプは、ケニアに現在9本設置されています。井戸ができたことで、これまで川の泥水を生活用水としていたコミュニティで、コレラの伝染が止まったそうです。2016年には、「第6回GOSPEL FOR PEACE」から100,655円、GQ会費から15万円を送りました。

ケニアでは、日本では考えられないような「泥水」を生活用水として使用するしかない地域がまだ多くあります。このプロジェクトでは、日本の井戸掘り技術「上総(かずさ)掘り」で井戸を作ります。機械を使わず人力で掘るのが特徴。地元の人たちの参加が不可欠です。この井戸は、機械のように壊れることはありません。透明な水を初めてみる彼らは、そのおいしさに感激するそうです。井戸ができることで、不衛生な水が原因となっていた様々な病気が減ります。

 


【その他の国際支援】 ※ページ頭の集計に含まれるもの
 ・サニー横浜の独自企画で、「フリーザチルドレンジャパン」の文通プロジェクトへ
  48,000円(フィリピン2名、インド2名)を送金しました。
 ・JJ(Jenna&Jam)の「シェルピアスのフェアトレード」企画で185,67円を送金しました。(詳細下記)
 ・シェルピアス制作地区の子どもたちに、162,250円の奨学金を提供しました。(詳細下記)

【国内支援】
※ページ頭の集計に含まれないもの
この国際協力レポートに含まれていないサニー独自の「国内支援」として、サニー横浜による震災復興支援が132,925円ありました。

フィリピン・セブ島の人々とのフェアトレード企画。

観光地として知られるセブ島。日本のODAも入って、大規模な埋め立て&開発工事が行われています。便利になったり、観光業としての収入がUPしたりするプラス面の裏側で、開発工事による立ち退きで住む場所を失い、スラム化する集落。埋め立てによって、以前は浅瀬の海で貝や魚を取って生計を立てていたのが、漁業を続けられなくなってしまい、貧困化する地元住民が増えています。そんな負の影響を受けている人たちを少しでも支援するべく、「シェルアクセサリーのフェアトレード」「奨学金提供」というふたつのプロジェクトが始まりました。

NGO団体Kapwa を通じ、JJのメンバーたちがデザインしたオリジナルピアス&イヤリングを制作、イベントなどで販売しています。
美しい貝殻をひとつひとつ丁寧に手作業で削って作られるアクセサリー。貧困地域のお父さん、お母さんたちにとって、貴重な収入源となります。
この企画はとても人気があり、2016年もたくさんご購入いただきました。ありがとうございます!

 

  ・2016年8月「第6回GOSPEL FOR PEACE」で123個を販売 :144,300円
  (上記金額は、イベントからの寄付金額に含む)
  ・GQスタジオ内やそのほかのイベントで販売:185,870円
  ・この地区の子どもたちに、GQアート部やGQ内個人寄付から奨学金を提供しました:162,250円


Jennaが2月に一人で下見訪問。制作現場を視察しました!

 

6月に初めてのセブ島ツアーを開催しました。今回はGQメンバー6名+ジェンナでの訪問となりました。(GQファミリー全体に向けたツアーも今後企画します!)

訪問の様子を、ぜひ動画(下記)とブログのレポート記事でご覧ください!

   【過去のツアーレポートはこちら】
   ・2015年 スリランカ スタディツアー(裁縫センタープロジェクト)
   ・2013年 カンボジア スタディツアー(奨学金プロジェクト) 
   ・2011年 ラオス スタディツアー(奨学金プロジェクト)
   ・2010年 ケニア マサイ村 井戸ポンプ寄贈ツアー  
   ・2008年スリランカ 裁縫センター オープニングセレモニー参加ツアー

 

2016年も前年に続き300万円を超える支援が実施できました。2008年のスタート時にはまったく想像できなかった、総額2000万円という大台に乗りました!たくさんの人が集まってくださり、こんなに大きな力になりました。そして私たちの支援は「現地に確実に届く」支援です。地元の人たちの生活を変える力になっています。皆さんのご協力に、心から御礼申し上げます!

2016年は初めてセブ島を訪れ、3年間行ってきたシェルピアスのプロジェクトの生産者と対面することができました。交流を通じて、改めて、「直接顔を合わせること」の大切さを実感しました。生産者もその地域の子どもたちも、私たちの訪問を心から喜んでくれ、とても楽しい交流の時間を過ごすことができました。

ピアスを作るとき、また子どもたちが私たちの奨学金で学校へ通うとき、今度はただ「どこかからもらった」ではなく、一緒に過ごした私たちのことを思い出してくれるでしょう。そして「もらい慣れ」するのではなくて、「あの人たちが応援してくれているから頑張ろう」と思ってもらえたら良いですよね。それこそが支援において大切なことだと思いました☆

今回は企画が急だったこともありGQメンバーのみのツアーとなりましたが、セブ島は日本から5時間程度で行ける近い場所なので、ぜひGQファミリー全体に呼掛けたツアーも実現させたいです。また、まだほかにも訪問できていない地域があるので、そこもいつか行けたらよいですね。(ただ、今は残念ながら世界情勢がよくないので治安も心配ですが・・・。)

「楽しい時間のために使ったお金が、別の場所で大きな力になる」

この言葉を、これからも皆で現実のものとしていきましょう!メンバーの皆さま、そしてスタッフ&リーダー&先生陣、2016年もありがとうございました!今年一年も、どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)


→NGOゴスペル広場(GQファミリー)のホームページへ