UNITYのCDの売り上げをケニアに井戸を！！の企画が出された時から、その井戸の現場をこの目で見てみたいと思っていました。

お金を出すだけではなく現場で何か手伝うことが自分なりにできることがあればと思いツアーに参加を決めました。 この豊かな日本に暮らしていると見えなくなっている事がたくさんあります。

人間の原点に戻れるような気がしていました。 マサイの小学校に訪問しましたが、子どもたちの目のきらきらしている事に感動しました。それは普段みている子どもたちとは異なっていました。すべての子どもたちが学校で学べることができればと思いました。

日本も発展してきた中で子どもたちが貪欲できらきらした時代があったのでしょう。子どもたちとの触れ合いは心から楽しめました。

中国の資本が道路作りに入り込んでいる事にも驚きを隠せませんでした。やはり今や世界は中国かということを実感した瞬間でした。

マサイの人たちの歓迎ぶりは感動ものでした。地面に「I LOVE JESUS」と書かれただけの質素な教会でしたが、そこで井戸のポンプを渡し実際に設置し水が出た瞬間はやはり感動でした。

未だに水をめぐってのいざこざがあるようで、部族どうしのあわや戦争になるところまで行った話を聞くと、水の大切さを、日本では考えられないことをどう考えたら良いのでしょうか。 マサイの村では新しい文化を求める人と、今までの文化を守っていこうとしている人とがいるようですが、それがうまく調和を持って今後歩んで行ければ良いと切に思います。

上総掘りの掘削現場は大変な作業でした。HPで見ていたものの実際に目のあたりにして力を合わせなくてはできない作業であることを改めて感じました。

井戸の現場を見つけるまでの作業にも時間がかかり、掘削までに４週間近くかかることを続けていくことは根気がいることだと思います。１日の午前中のみでも相当疲労しましたので、毎日続けることの大変さはどうなのでしょう。頭が下がります。

ロイトキトックの宿は思ったより設備は整っていました。ただ水が出なかったりお湯が出なかったり停電になったりそれぞれが楽しい？経験でした。最後の日の停電は空が真っ暗で星がより近くなり、天の川をすぐ近くに見ることができ神様の贈り物と感激でした。またランプの灯りが情緒をかもしだしていました。

まだまだ思う出すことはたくさんあります。言葉に出してしまうことはそれで終わりになってしまうようで。。。目で見たことそして感じたことを糧にしてこれからの生き方に生かしていければと思っています。

最後にナイロビの教会でのお説教の中のSUREということばが心に残っています。

～～持っていって良かったもの&要らなかったもの～～

●トイレットペーパー・ティシュペーパー・虫よけスプレー・日焼け止め・ソイジョイなどの簡易食料・冷却シートなどは持参して特に良かったです。 　

●殺虫剤（ベッドに虫がいた部屋もありました）・ファブリーズ・ミストウォーター（成田で没収されました）などは用意した方が良いかと思いました。

●予防接種については今思えばそんなに神経質にならなくて良かったようでした。

～～～今後の現地訪問ツアー参加者へ～～～～～

事前にツアーの目的を再確認する機会が必要と感じました。 GQを代表して参加していることを再確認することも必要です。 皆で協力すること、現地で話し合いで決定することもあると思いますので、GQの仲間であるという意識を持つことが大切です。 また、リーダー（責任者）には全面的に協力すること、現地の方々にはボランティアできている事をわかっていただける行動をとることも大切と思います。